倉敷市内の栄養士さんを対象とした、工場見学を実施しました。
こちらの事業は、物資の製造現場にかかわる方々から
製品の詳細についてだけでなく、想いや工夫、日ごろの苦労などを伺って
それを児童生徒に「食育」の一環として、伝えていただくことを目的としています。
今年度は、岡山県の銘菓「きびだんご」を題材に取り上げ
地元の伝統的な和菓子の魅力について、知識を深めていただきました。
観光地のお土産屋さんなどで見かけるおなじみのパッケージ。
「廣榮堂 本店」さんのきびだんごです。
絵本作家の五味太郎さんの愛らしい絵柄は、児童生徒にも人気で
「給食時間が大盛り上がりなんですよ~♪」と栄養士さんからも嬉しいお声が。
創業150年余りの老舗で、江戸時代は岡山藩から「釘抜き紋」の使用を認められていたとのこと。
今なら「岡山県オフィシャルスイーツ」とでも言うのでしょうか?
こちらの紋は、「むかしきびだんご」というこだわりのシリーズで使われていて
甘さ控えめの、原材料にこだわった大人向けだそうです。
最初に動画を視聴し、会社の歴史と製造工程などについて学びんだ後
いよいよ製造現場の見学です!!
世界で唯一の製造機械を使用している関係で
内部の写真を公開することはできませんが
HACCPの衛生管理に基づいたきれいな製造現場で
機械と熟練の職人さんの技が融合した製品づくりが行われていました。
「きびだんご」の名前のとおり、使われている「きび粉」は岡山県産!
そして、熟練の職人さんが1玉1玉柔らかさを確かめてから製品化するという
徹底した品質管理により、もちもちの食感が保たれているそうです。
これを機会に、地元の和菓子の魅力についてもっと知りたくなりました。
これからも大切にしていきたいですね♪
倉敷市学校給食会
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