令和6年2月11日(日)
岡山県漁連さんのご協力をいただき、「海苔」の入札会場を見学させていただきました。
「海苔」の産地と言えば、パッと思いつくのは九州の有明海のあたりですが
実は、岡山県も「海苔」の産地なんです。
県内に3か所海苔の養殖場があり、倉敷市では「下津井」「黒崎連島」が海苔の養殖を行っています。
会場に入ると、辺り一面海苔が入った箱がたくさん!!
愛媛、徳島、広島と合同で入札をされているとのことで、とても盛況です。
…えーっと、倉敷市産の海苔はどこかなぁ?
あ!!ありました♪
黒崎連島地区と
下津井地区
海苔は、収穫時期によって色や柔らかさが全く異なるらしく
等級が細かくランク付けされています。
こちらは岡山県漁連の山本さん。
「色の違いがわかりますか?」と並べていただきました。
う~ん…違うと言えば違うような???
アップにしてみましたが、いかがでしょうか。
右→真ん中→左の順に色が薄くなっているんです。
つまり、右側の海苔が一番等級が上、ということです。
1月の入札では、もっともっと色の濃い一番摘み、二番摘みの等級が高い海苔が出ていたそうなので
それらと比較すると、もっとわかりやすいかもしれませんね。
海苔は、色だけでなく他の視点からも品定めをしています。
例えば穴が開いたものは、おにぎりや巻きずしにすると
中のごはんが見えてしまうので、そういった料理には使うことができません。
また、海洋生物の一部が混入していることもあるので、丁寧なチェックが必要です。
(下の写真、中央にエビの一部)
その場で炙った海苔を試食させていただきました!
さっと加熱しただけで、色がぱぁっと鮮やかになるんです。
しかも、すっごくいい香り!!
パリパリっとした食感で、ごはんが食べたくなっちゃいましたよ。
「岡山県の子ども達に、もっと地元の海苔の良さを伝えたい。
そのためには、子どもの頃から『本当においしい海苔』を食べてもらい
大人になっても、その記憶を大切にして食生活に取り入れてもらいたい」
山本さんは、そう熱く語っておられました。
地元産のおいしい海苔がもっともっと広まりますように!!
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